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診察ご案内

こんにちは西尾医院でございます。

診察をご希望の患者さまは
Web予約 もしくはお電話(075-222-1024)で ご予約をお取りください。
★診察当日は健康保険証(医療券・自立支援)・マイナンバーカード・紹介状 等をご持参ください。

西尾医院の紹介

  • 西尾医院は寺町通りから一本東に入った静かな場所にございます。

  • 自動ドアを入ると待合がございます
    和を基調にし開業時の築100年以上の町屋の一部をリノベーショした明るい待合でございます。

  • 受付でお名前と保険証などをお願いします。
    初めての方には問診表と簡単な心理検査をご記入いただきます。

  • 待合 中庭の風景です。
    診察のお声をかけるまでご覧になってお待ちください。

  • 診察室につながる廊下です。
    真ん中の書は院長の若かりし頃のものだそうです。

  • 吉田洋美院長の診察室です。
    どうぞおつらいこころのつかえをご相談ください。

  • 副院長の診察室です。

治療のお話

うつ病

うつ病は一言で説明するのは大変難しい病気ですが、脳のエネルギーが欠乏した状態です。
それにより憂うつな気分や様々な意欲(食欲、睡眠欲、性欲など)の低下といった心理的症状が続くだけではなく、様々な身体的自覚症状を伴います。
つまり、エネルギーの欠乏により、脳というシステム全体のトラブルが生じてしまっている状態と考えることができます。
また、この原因として脳内の主としてセロトニンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質のバランスが崩れていることが考えられています。
うつ病は仕事や家庭内の問題をはじめ様々な要因をきっかけに発症します。
特にきっかけがなくても症状が出現することも多くみられます。
うつ病にかかる割合は人口の6.5%、約15人に1人が発症します。決して珍しいものではありません。
治療の基本は「休養」「薬物療法」「精神療法」の3つになります。
薬物療法にはセロトニンやノルアドレナリンなど脳内神経伝達物質の働きを促進する抗うつ薬が主に用いられています。
精神療法の中には認知行動療法がありうつ症状の改善や再発予防に有効であるとされています。

代表的な症状

  • 気分が落ち込む
  • 以前好きだったことや活動に興持てず、何をしても楽しくない
  • やる気がでない
  • 不安感がとれない
  • 集中力がない
  • いらいらする
  • 疲れやすい・体がだるい
  • 眠れないもしくは寝すぎる
  • 食欲が低下もしくは増加、体重の減少
  • 自分を責めてしまう
  • この世から消えてしまいたいと考る

双極性障害(躁うつ病)

気分が高揚した躁状態と気分の落ち込みがつづくうつ状態を繰り返す気分障害です。
躁状態では爽快な気分で活力があふれる一方、状況にふさわしくない行き過ぎた行動を取ってしまいがちとなります。しかし、自分では「元気に何でもできてちょうど良い」と感じることが多く、病相に気づきにくいことが多いようです。
うつ状態の症状はうつ病のときと同じです。このため長く治りにくいうつ病として治療されていて何年も経ってからようやく双極性障害と診断される場合もあります。
双極性障害にかかる割合は100人に1人とうつ病よりは少ないようです。
双極性障害の治療の基本は「薬物療法」「精神療法」「環境調整」です。
薬物療法では躁やうつの気分の波を小さくする気分安定薬が主として用いられますが、近年では抗精神病薬を用いることも多くなっています。
双極性障害は再発率が高いため長期にわたる治療が必要とされています。
精神療法ではストレスの対処などのサポートを行い、環境調整では生活リズムを整えたり対人関係や日常生活の活動に対しての生活指導を行います。

代表的な症状

うつ状態
気分が落ち込む
何も楽しめない
やる気がでない
食欲の低下もしくは増加
眠れないもしくは眠りすぎる
疲れやすい
この世から消えてしまいたいと考えることがある
躁状態
気分が高揚、爽快
なんでもできる気がする
妙に怒りっぽくなる
お金をやたらと使うようになった
いいアイデアが次から次へと思い浮かぶ
眠らなくても平気
様々なことに関心が向き、注意が逸やすい

統合失調症

こころや考えなどまとまりを欠いた状態になる病気です。そのため、行動や気分、人間関係などに様々な影響が出ます。100人に1人ぐらいがかかるといわれていて、それほど珍しい病気ではありません。
原因は脳内のドーパミンという神経伝達物質が関与しているといわれていますが、はっきりとはわかっていませんが、遺伝的要因やストレスなど環境要因などが発症に関係していると言われています。
症状としては幻覚・妄想などが現れる「陽性症状」と意欲や感情表現が減るなど陰性症状」があります。
統合失調症の治療は薬物療法が基本です。
抗精神病薬を中心に処方されます。
薬物療法は陽性症状には効果が出やすいものの、陰性症状には効果が出にくいため作業療法、運動療法、社会生活技能訓練(SST)などリハビリテーションが行われています。
症状が軽くなったからといって、勝手に服薬を中断するのは厳禁です。再発の危険が高くなりますので薬の調節は主治医と十分相談してください。

代表的な症状

陽性症状
自分の考えが他人に伝わってる感じがする
周囲から悪口を言われている
街中でジロジロ見られている
何かに操られてる感じがする
盗聴・監視されている
周囲が自分のことを陥れようとしていると思う
陰性症状
外に出たがらず、自分の中にもってしまう
くち数がめっきり少なくなり、新しい話題が出なくなる
感情が表に出にくくなり、いつも無表情で喜怒哀楽がなくなる
考えがまとまらなくなる

強迫性障害

この病気の主な症状は、不快な考えが繰り返し起こる「強迫観念」と、それを打ち消すために行われる「強迫行為」です。
患者さんご本人も、それが不合理なことだとわかっているのですが、繰り返し生じる不安な考えやイメージを打ち消すために、様々な行為を行わなければなりません。
そのために多くの時間とエネルギーを要し、日常生活にも支障来すことがあります。
強迫性障害の治療は、薬物療法と認知行動療法の二つが基本です。
薬物療法はSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)という抗うつ薬のひとつである薬を主に処方します。
認知行動療法は、その中でも暴露反応妨害法を行います。これは暴露と反応妨害の2つのプロセスから成り立ちます。

暴露:
これまで恐れたり避けていた状況にあえて自分をさらすこと。
例)汚染されたと感じるものにあえて触るなど
反応妨害:
これまで不安や不快感を消すために行ってきた強迫行為をできるだけしないこと。
例)手洗いの回数を制限するなど

代表的な症状

  • 鍵やガス栓などを何度も確認する
  • 何度も手洗いをする

パニック障害

予期しない突然の強い恐怖や不快感の高まりが生じて動悸や息苦しさ、吐き気やめまい、発汗などのパニック発作が生じて、これが何度も繰り返される病気です。
パニック障害はパニック発作を中心に、発作がまた起きるかもと不安になる(予期不安)と発作を起こした場所や状況を回避して普段通りの行動ができなくなる(広場恐怖)といった症状があります。
パニック障害の治療は薬物療法を中心に認知行動療法を行うこともあります。
薬物療法ではSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)を主として抗不安薬なども用いて治療します。

代表的な症状

  • 突然強い恐怖感におそわれて、呼吸困難や動悸などが出現する
  • 電車や車など乗り物にのれない
  • 美容室、映画館などに行けない

如何でしたでしょうか?
ちょっとしたこころの不安家族や周囲のみんなになかなかわかってもらえないことがありませんか?
一人で悩んでいる時間が長くなるほどつらくなりますどうぞ我慢しないでくださいね。
お待ちしております。

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